MillenVPNの評判・口コミは?現役ITエンジニアがレビュー

VPN(Virtual Private Network)には海外プロバイダーが多いですが、MillenVPNは日本企業によって運営されている国産VPNです。

本記事では、現役ITエンジニアの筆者が、自身の使ってみた感想も含めてMillenVPNをレビューします。

MillenVPNとは

MillenVPN(ミレンVPN)は、アズポケットという日本企業が運営する国産VPN(Virtual Private Network)サービスです。

MillenVPN LP
企業名アズポケット株式会社
設立2016年4月11日
所在地〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4-10-5-702
VPNサーバロケーション数世界140ヶ所以上
VPNサーバ数2,000台以上
対応デバイスWindows / macOS / iOS / Android / Amazonデバイス
同時接続デバイス数無制限
ブラウザ拡張機能なし
暗号化AES-256

日本企業のため、日本の法令に準拠し日本語サポートが充実しているのが特徴です。

MillenVPNの評判・口コミ

MillenVPNの各アプリストアとXでの評価を確認してみます。

各アプリストアの評価スコア

MillenVPNは各アプリストアで以下のようなスコアを獲得しています。

App Storeの評価スコア:4.4 (5点満点中)

App Storeの評価は良いのでiPhoneユーザの方にはおすすめです。

Google Playの評価スコア:1.6 (5点満点中)

一方、Google Playの評価は良くなく、「そもそも繋がらない」とのレビューが多くありました。

ただ、筆者のAndroid端末(Google Pixel 9a)で試したら問題なく繋がり速度も快適でしたので、現在はアプリアップデートによって解消されている可能性があります。

筆者のAndroid端末上でMillenVPNアプリでVPN接続:

MillenVPN Androidアプリ

いずれにしてもサブスクプランには30日間の返金保証がありますので、Androidユーザの方は自身の端末でつながるか実際に試してみることをおすすめします。

万が一うまくつながらない場合は、ExpressVPNやNordVPNが代替候補としておすすめです。

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Xでの評判

MillenVPNのXでの評価も確認してみたところ、ジブリ映画をNetflixで見る際に使っているという口コミがありました。

Netflixでは日本がジブリ映画の配信対象外地域ですが、海外のVPNサーバを経由すると日本にいても見ることができるというわけです(Netxflixは利用規約でVPN接続を認めていないのでグレーな使い方ではありますが)。

また、逆に海外から日本のウェブサイト(WordPress)にログインする際に、MillenVPNを使っているという口コミもありました。

日本のウェブサイトは海外からのアクセスを危険と見なして遮断することが多いので、海外出張や旅行の際に日本のウェブサイトを使いたい方にはおすすめです。

MillenVPNの料金

MillenVPNは長期利用のためのサブスクプランと、短期利用のためのワンタイムプランの2種類の料金プランを提供しています。

サブスクプラン

契約期間月額料金(税抜)
1年540円
2年360円

注)契約更新時は月額950円(税抜)になりますので、契約期間終了が迫ったら更新するかどうか検討しましょう。

ワンタイムプラン

契約期間料金(税抜)
7日間580円
15日間980円
30日間1,580円

いずれのプランも、他の主要VPNプロバイダーと比べて最安値クラスです。

主要VPNの月額料金比較表:

契約期間ExpressVPNNordVPNMillenVPN
1ヶ月2,480~3,680円2,280~3,380円1,580円
(30日間ワンタイムプラン)
1年780~1,480円880~1,280円540円
2年480~1,180円580~980円360円

支払い方法

MillenVPNは以下の支払い方法に対応しています。

  • クレジットカード
    • VISA
    • MasterCard
    • JCB
    • American Express
    • Diners Club
    • Discover
  • PayPal(日本円のみ)
  • 銀行振込(日本円のみ)

MillenVPNのメリット

筆者が実際に使ってみて感じたMillenVPNのメリットを解説します。

圧倒的なコスパ

前述の料金の項目でも触れましたが、MillenVPNは数あるVPNサービスの中でも最安値クラスの料金です。

国産VPNならではの安全性

MillenVPNの安全性は、高度な暗号化規格であるAES-256を使用していることに加え、日本企業が運営していることでより高められています。

  • 総務省に届出(届出電気通信事業者 E-28-03926)を行っているため、同省の監督の下に置かれている。
  • 電気通信事業法で定められた通信の秘密を遵守する法的義務がある。

このように、MillenVPNのユーザは日本の法律に守られています。これは海外VPNサービスにはないメリットです。

日本語サポート

MillenVPNは日本企業が運営しているため、メールやチャットなどのサポートを日本語で受けることができます。

これはあたりまえのようですが、海外VPNを使うといざという時のサポートは英語でやりとりしなくてはならないため、英語が得意でない人には地味にストレスです。

MillenVPNのチャット:全て日本語でやりとりできる。

MillenVPNチャット

実用に耐える通信速度

筆者が実際にMillenVPNの速度をテストしたところ、実用レベルで充分な通信速度を確認できました。

以下は、東京都内のWi-Fiスポットから、東京のテストサーバに接続時の速度テストの結果です。

VPNなしの場合の通信速度:

レイテンシ
(ミリ秒)
ダウンロード
(Mbps)
アップロード
(Mbps)
1回目7.80523.36236.58
2回目8.62408.57207.55
3回目7.67444.95199.37
平均8.03458.96214.50

MillenVPN使用時の通信速度:

MillenVPNレイテンシ
(ミリ秒)
ダウンロード
(Mbps)
アップロード
(Mbps)
1回目7.56163.83196.45
2回目11.29127.80112.85
3回目7.98384.95158.26
平均8.94225.53155.85

まとめ:

レイテンシ
増加(ミリ秒)
ダウンロード維持率アップロード維持率
MillenVPN0.9149.14%72.66%

ダウンロード維持率は49%と元回線の半分になっていますが、ダウンロードで数百Mbpsでているので、動画視聴を含むほとんどの用途で問題なく使えるレベルです。

同時接続台数が無制限

ほとんどのVPNプロバイダーは同時接続台数を10台前後に制限していますが、MillenVPNは無制限です。

ExpressVPNNordVPNMillenVPN
同時接続台数10~14台 (プランによる)10台無制限

そのため、多くのデバイスをお持ちの方や、家族間でVPNアカウントを共有したい方におすすめです。

ノーログ(プライバシーポリシー)

MillenVPNはノーログ(ユーザのアクティビティを記録しない)というプライバシーポリシーを採用しており、ユーザのプライバシーを外部からだけでなく内部からも保護しています。

そのため、通信内容や使用状況をMillenVPNに追跡されることはありません。

MillenVPNのデメリット

筆者が実際に使ってみて感じたMillenVPNのデメリットを解説します。

設置サーバ台数が少ない

設置サーバ台数が少ないと、以下のようなデメリットが発生します。

  • トラフィック負荷を複数サーバに分散できない
  • 特定サーバが遅くなった時に別サーバに接続できない

MillenVPNのサーバ台数は2,000台強ですので、他の主要VPNプロバイダーと比較するとどうしても見劣りしてしまいます。

主要VPNプロバイダーのサーバ台数比較:

ExpressVPNNordVPNMillenVPN
サーバ台数非公開(推定3,000台以上)8,900台以上2,000台以上

国産VPNのため日本国内のVPNサーバは台数が充実している印象ですが、海外の特定地域ではサーバ台数が少ない可能性があります。

そのため、ご利用目的の地域で安定して接続できるかどうか、サブスクプランの30日間の返金保証期間を使って確認してみることをおすすめします。

ブラウザ拡張がない

MillenVPNは、ブラウザ拡張機能を提供していません。そのため、WindowsやMac向けネイティブアプリをインストールせずに、ブラウザからワンクリックでVPN接続することはできません。

ただ、これは実際はほとんどデメリットにはならないでしょう。というのも、VPNのブラウザ拡張機能が保護するのはブラウザ内の通信のみで、別アプリの通信は対象外だからです。

そもそも、現代のブラウザはHTTPS通信によってVPNがなくても既に保護された状態です。保護すべきはブラウザ以外のアプリ通信なのに、ブラウザ内のみ保護するブラウザ拡張機能は、セキュリティの観点からはあまり意味がありません。

ブラウザ拡張機能がないことがデメリットになるのは、位置情報の制限(ジオブロック)をブラウザだけで手軽に解除したいときなど、特定のケースのみです。

MillenVPNの使い方

MillenVPNの使い方は簡単で、以下の3ステップでVPNに接続できます。

  1. 使いたいOS用のネイティブアプリをダウンロード
  2. アプリにログイン
  3. ロケーションを選択して接続ボタンをクリック

MillenVPNのWindows用アプリ

MillenVPN Windowsアプリ

デフォルトが「最適なサーバー」になっているので、ほとんどの場合ロケーションを選択する必要さえなく、最寄りのサーバに自動接続してくれます。

まとめ:MillenVPNはコスパ重視の国産VPN

まとめると、MillenVPNは以下のような方におすすめです。

  • 月額料金をできるだけ抑えたい人
  • 日本企業の運営による安全性や日本語サポートを重視する人
  • 多くのデバイスを同時接続したい人

安かろう悪かろうではなく実用に耐えるレベルのVPNですので、ぜひ試してみてください。